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若い作家さんの人柄もあって、ギャラリーは毎日若い熱気であふれています。で、毎晩アルコールに浸ってま~す。あ~こりゃ、こりゃ♪…なぁんて書くときっと顰蹙を買う方もいらっしゃるんだろうなぁ。 美術系ギャラリーの在り方としてはいろんな事を考えてしまいます。特に老松町辺りのちゃあんとしたギャラリーめぐりをして帰ってくると、自分のやってることがすごく美術を馬鹿にしてる気がして自責の念に駆られてしまう。…でも結局僕自身こういうのが好きなんだから、なるべくしてこんなんになったんでしょう。 そういえば滋賀のきやすめ洞で音楽のコンサートを企画してる時もそうでした。クラシック系の演奏者には、「お酒や料理の飲食と音楽の鑑賞とは別にして下さい」って方が多いのですが、ジャズ系の演奏者はあんまり気にしない。むしろ自由に聞いて下さいって感じです。セロニアス=モンクの「jazz and freedom go hand in hand.」 って言葉を思い出しますね。あるいは調律にしても、アート=テイタムはざっと試し弾きした後に一番狂いの少ない鍵盤を選んでキーを決めたっていうエピソードがあるくらい。 そう僕としてはやっぱり絵や版画や立体造形も、緊張感の中だけで生きるんじゃあナイと思いたい。その昔、モダンジャズを薄暗い喫茶店の片隅で眉間にしわを作って聴いていた頃、或いはギンズバークの詩なんて読みながら声高に語り合ってた頃がもう恥ずかしい年頃じゃないですか?わがままな鑑賞の態度というのも鷹揚に認めて欲しいし、しいて言えば、誰に迷惑をかけるのでもなければ、わがままな生き方みたいなものも鷹揚に認め合いたい。 そういう意味を込めてカウンターのあるギャラリーを続けたいと、密かに固く…って言うか、あざとくしぶとく、思っています。
by dilmon
| 2007-10-22 20:49
| 亜蛮人
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